注文住宅の建築工事請負契約とは?契約前に確認する点

注文住宅の建築工事請負契約とは?契約前に確認する点

セットバック要の土地に注文住宅を建てるときの注意点

time 2023/07/12

セットバック要の土地に注文住宅を建てるときの注意点

注文住宅は、現在一戸建ての家に住んでいる人は仮住まいを探して転居、家を解体して更地にしてから新築住宅を建てることができますが、土地を持っていない人は最初に注文住宅の家を建てる土地探しからスタートします。土地は建設基準法で定められている法定道路に対して、2メートル以上接していなければならない接道義務があります。この法定道路は、道路の中心から2メートル以上の幅が必要で、仮に1.5mしかないときは再検地の際には50センチだけ土地を後退させた場所が敷地の領域になるなどセットバックが必要になります。現在住んでいる家がセットバック要となる土地の場合は、敷地面積が現況よりも狭くなりますし、販売している土地の中にもこのような物件が含まれているので注意しなければなりません。

ちなみに、建築基準法で定められている法定道路は幅員4mですが、特定行政庁が幅員6m以上を道路として扱っているエリアにおいては6m以上などのルールがあることも覚えておきましょう。このような情報は、土地を販売もしくは仲介を行っている不動産会社の広告や担当者からの説明を受けることになりますので、購入したらセットバックが必要だったなどのケースは少ないのですが、後でトラブルにならないためにも疑問に感じたときは必ず質問して回答を得ることが重要です。なお、注文住宅の土地を探すときなるべくならセットバックが必要な物件は避けたいところですが、道路の幅が広くなることで車の出し入れがしやすくなる、緊急車両などが入れるようになるので防災面での良い効果を期待できる、道路の幅が広がって見通しが良くなるので防犯にも繋がります。

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